リミックスポイントは、電気の小売事業を行っている企業です。過去には仮想通貨交換所「ビットポイント」を運営していたことがあり、株価が急騰した時期もありました。
本記事では、2024年11月14日からの急騰は一体何があったのか、自分用の記録として書いていきます。
過去の急騰の経緯
リミックスポイントは、2016年3月に「ビットポイント」という仮想通貨交換所の事業をスタート。
翌2017年1月6日に「Bitpointが仮想通貨取引システムをホワイトラベル方式にて提供開始」というプレスリリースを皮切りに、次々と関連ニュースを発信しました。
その結果、株価は150円付近から半年ほどで1,820円まで上昇し、いわゆる“テンバガー”となりました。正確な数値は出せませんが、PBRの変化としては3.7倍あたりから20倍以上へ上昇↓

画像のチャートは『TradingView』
しかし、2022年7月にはSBIグループにビットポイントの株式を半分譲渡し、株価が急落。さらに2023年には株式をすべて譲渡しました。
なぜ譲渡したのかは、下記の動画で社長自らが解説しているので、興味がある方はチェックしてみてください。
2024年の出来事~急騰に至るまで

画像のチャートは『TradingView』
さて、本題です。2024年9月26日に「①暗号資産購入に関するお知らせ」が発表され、15億円分の資産を購入すると明らかにしました。
これを受け、株価は底値の154円から189円へ上昇しましたが、その後は反落。一か月後の10月28日には141円まで下落しました。(PERは30倍付近をウロウロ)
当時は仮想通貨関連として「メタプラネット」が話題になっていたこともあり、同じ仮想通貨銘柄としてリミックスポイントも追随するのではと期待されていました。
しかし実際にはさほど反応せず、個人的には「なぜ上がらないんだろう?」と不思議に感じていました。(メタプラが急騰する日でも無風でした)
2024年11月14日、4本のIRが発表
そんな中、2024年11月14日のお昼に以下の4本のIRが発表②され、後場から株価が急上昇しました。
この4本のIRによって、投資家からの評価が一変。特に“ビットコイン以外のコインにも分散している点”が掲示板で好評となり、仮想通貨銘柄で話題のメタプラネットとの差別化に成功しました。(高値の12月09日のPERは73.4倍でした)
その後も暗号資産の追加購入に関するIRが相次ぎましたが、高値圏でビットコインを買い増す場面もあり、個人投資家の間ではハラハラしている様子がうかがえます。
今後の動きは?
現在は、ビットコインに肯定的なトランプ氏が2025年1月、大統領に就任することによる期待感で、300~400円辺りをレンジしている状況です。
今後の動向については、引き続き情報をウォッチしていきたいと思います。
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